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富山県・五箇山 世界遺産・合掌造りの集落の暮らしを知る旅
特集の旅

富山県・五箇山 世界遺産・合掌造りの集落の暮らしを知る旅

取材・文・撮影/若井憲
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掲載情報は2026年5月時点の内容です。

公開日2026.06.01
更新日2026.06.24

このエリアについて

富山県・五箇山 世界遺産・合掌造りの集落の暮らしを知る旅

1995年に岐阜県・白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録された南砺市の集落。山深い厳しい自然の中、豪雪に耐えながら続いてきたこの地の暮らしと知恵を学びながら歩いてみましょう。川魚、五箇山とうふなど、地元の味も味わえば、五箇山でいまも続く生活の一端を感じられるはず。

知っておきたいポイント

五箇山は世界遺産に登録されているエリアですが、いまも人々が住み続けている生活の場でもあります。指定エリア以外での禁煙、エリア外へ許可なく立ち入らない、早朝や日没後には散策しないなど、マナーを守って旅をしましょう。また、山には野生動物も暮らしています。人気のない場所に行かない、冬以外は熊鈴をつけて行動するなど、自分の身を守る行動をとりましょう。

体験ポイント

この旅でできること

合掌造り集落のなかで暮らしの風景にふれる
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合掌造り集落のなかで暮らしの風景にふれる

世界遺産にも登録されている五箇山の合掌造り集落は、観光用に切り取られた景色ではなく、いまも人の営みが続く場所です。急勾配の茅葺き屋根や家々の配置からは、豪雪とともに生きてきた知恵が伝わってきます。集落内を歩きながら、生活の延長線上にある景観を静かに楽しみましょう。

山間の自然に包まれた時間を過ごす
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山間の自然に包まれた時間を過ごす

四方を山に囲まれた五箇山では、川のせせらぎや風の音が日常のBGMです。散策路を歩けば、季節ごとに表情を変える森が広がり、日本のどの都市でも見ることができない豊かな環境が広がります。

土地に根づいた食と民俗文化を知る
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土地に根づいた食と民俗文化を知る

栃の実や山菜、岩魚など、五箇山の食文化は山の恵みと密接につながっています。また、こきりこ唄などの民謡や、合掌造りの家屋で受け継がれてきた年中行事からは、共同体で暮らす文化の深さが感じられます。

スポット詳細

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岩瀬家

西赤尾バス停から徒歩すぐ

岩瀬家 view 1
岩瀬家 view 2
岩瀬家 view 3
岩瀬家 view 4
岩瀬家 view 5

塩硝を取りまとめて加賀藩へ納入した「上煮役(じょうにやく)」の家で、1700年代中頃築。藩の役人を迎えるため、合掌造りには珍しい「書院の間」や「武者隠しの間」がある。屋根裏の探検や、囲炉裏端で家の話を聞くのも楽しい。

営業時間9:00〜17:00(12~3月は~16:00)
定休日木曜(祝日の場合は開館)
料金500円
支払い現金、クレジット、電子マネー、QRコード
電話0763-67-3338
住所南砺市西赤尾町857-1
アクセス西赤尾バス停から徒歩すぐ
駐車場あり
その他囲炉裏端での当主のお話は日本語のみ
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五箇山和紙漉き体験館

相倉口バス停から徒歩6分

五箇山和紙漉き体験館 view 1
五箇山和紙漉き体験館 view 2
五箇山和紙漉き体験館 view 3

和紙の製造・販売などを行う農業組合法人「五箇山和紙」が運営する合掌造りの和紙の店で、相倉集落内にある。和紙漉き体験のほか、多彩な和紙がそろうショップも。和紙の断ち屑を集めて成型する紙塑(しそ)人形が人気だ。

営業時間9:00〜16:00
定休日12月中旬〜3月下旬(冬期休館)、不定休あり
支払い現金、QRコード
電話0763-66-2016
住所南砺市相倉835
アクセス相倉口バス停から徒歩6分
駐車場あり(相倉集落駐車場)
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五箇山旬菜工房 いわな

ささら館前バス停から徒歩すぐ

五箇山旬菜工房 いわな view 1
五箇山旬菜工房 いわな view 2
五箇山旬菜工房 いわな view 3

店長の丹保(たんぽ)実さんは金沢の料亭で料理長を務めた腕前。注文が入るたびに生け簀のイワナをさばく、いわなのにぎり1200円が名物で、プリプリした歯ごたえがたまらない。秋は天然のマイタケを使ったそばや天ぷらも登場。

営業時間11:00〜15:00・17:30〜20:00
定休日月曜の夜と火曜(祝日の場合は営業)
支払い現金、電子マネー
電話0763-67-3267
住所南砺市西赤尾町72-1 ささら館内
アクセスささら館前バス停から徒歩すぐ
駐車場あり
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喜平商店

上梨バス停から徒歩1分

喜平商店 view 1
喜平商店 view 2
喜平商店 view 3

五箇山とうふは「堅豆腐」とも呼ばれ、その堅さと大豆の濃厚な味わいが特徴。店主の岩﨑喜平さんによれば、日本に豆腐が伝来した当時のもので、浄土真宗のもてなし料理として根づき、いまも続いているという。

営業時間7:00〜18:00
定休日不定
支払い現金、QRコード
電話0763-66-2234
住所南砺市上梨608
アクセス上梨バス停から徒歩1分
駐車場なし
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5

羽馬製菓

下梨バス停から徒歩すぐ

羽馬製菓 view 1
羽馬製菓 view 2

60年前から続くパン屋さん。以前は多数の種類のパンや和菓子を作っていたが、あんドーナツばかりが売れるため、集中すべく品数を絞ったとか。たっぷり詰まった自家製あんと香ばしい生地との相性が抜群だ。

営業時間8:30〜17:00(売り切れ次第終了)
定休日火曜(不定休あり)
支払い現金のみ
電話0763-66-2536
住所南砺市下梨2096
アクセス下梨バス停から徒歩すぐ
駐車場あり
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追加スポット

さらに立ち寄りたい場所

時間に余裕があれば訪れたい寄り道スポット

相倉集落 - 展望ポイント
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相倉集落 - 展望ポイント

相倉集落には現在も約20棟の合掌造り家屋が残っている。第1駐車場から田んぼの間の道を約10分歩くと、集落を見渡せる絶景ポイントに到着する。

菅沼集落 - 展望ポイント
7展望

菅沼集落 - 展望ポイント

菅沼集落には現在9棟の合掌造り家屋が残っている。菅沼展望駐車場から国道156号沿いに集落へ下る途中、集落全体を見渡せるポイントがある。

アクセス

行き方

金沢までのアクセス

東京から北陸新幹線で約2時間30分
名古屋から東海道新幹線・特急しらさぎ・北陸新幹線を乗り継ぎ約2時間10分
大阪から特急サンダーバード・北陸新幹線を乗り継ぎ約2時間10分

金沢から五箇山

金沢から五箇山へは、高速バスで乗り換えなしで移動できます。事前予約が必要なため、計画的に旅行の準備を行いましょう。また冬の期間は直通バスの運行がないため、レンタカーでの移動が便利。雪道は危険なため、スタッドレスタイヤの装備を忘れずに。

高速バス金沢駅西口五箇山菅沼
所要時間約1時間
運賃2,200円~
レンタカー金沢五箇山
所要時間約1時間20分
運賃
予約・購入
旅のヒント

出発前に確認

交通

南砺金沢・世界遺産バスフリーパス

金沢駅から世界遺産合掌造り集落へのアクセスに便利な世界遺産バスと、日本遺産にも登録される木彫りのまち南砺市・井波の周遊に便利な南砺金沢線バスに乗り放題となる、お得なチケット。事前にアプリからデジタルチケットを予約、もしくは金沢駅や市内の指定ホテルにて購入しましょう。

レンタサイクル

路線バスや車はもちろん便利ですが、大自然をより感じるなら自転車での移動もおすすめです。五箇山総合案内所でレンタルできるのでより自由な散策が楽しめるでしょう。電動アシスト付きの自転車なので、体力のない方も安心です。

文化

散策のマナー

集落には今も生活している人たちがいます。指定エリア以外への立ち入りはしない、早朝や夜間の散策はしないなど、配慮して行動しましょう。

動物・虫

大自然に囲まれた土地なので、野生動物や虫はもちろんいます。特に夏場は虫よけ対策、冬季以外は熊対策を行い、自分の身は自分で守って安全に観光しましょう。

試したい地元料理

地元の清らかな冷水で作られる五箇山とうふは、とうふなのに堅い食感が特徴。普通のとうふと食べ比べて、違いを楽しんでみましょう。

季節・イベント

ベストシーズン

合掌造りは雪の重みや冬の強風に耐えられるように生まれた建築技術です。冬場の雪に覆われた姿を見れば、その美しさ、力強さをより感じられるでしょう。

FAQ

五箇山(富山)についてよくある質問

アクセス・交通

金沢から五箇山への行き方は?
金沢駅西口から菅沼行きの急行バスに乗車します。所要時間は約1時間、料金は2,200円から。事前予約が必要なため、来訪前にオンラインでご予約ください。
五箇山行きのバスに使えるパスはありますか?
あります。南砺・金沢世界遺産バスフリーパスは、金沢駅と合掌造り集落を結ぶ世界遺産バスが乗り放題。アプリで事前購入するか、金沢駅でも購入できます。
五箇山でレンタサイクルは借りられますか?
借りられます。五箇山総合案内所では電動自転車を含むレンタサイクルをご利用いただけます。電動自転車なら、坂道が不安な方でも楽に散策できます。
金沢から五箇山まで車で行けますか?
行けます。所要時間は約1時間20分。冬は路面が凍結することがあり、スタッドレスタイヤの装着が必要になります。

観光・文化

五箇山はユネスコ世界遺産ですか?
はい。五箇山の合掌造り集落は、岐阜県白川郷とともに1995年に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
五箇山の合掌造り集落には今も人が住んでいますか?
はい。五箇山はテーマパークではなく、今も住民が暮らすコミュニティです。来訪者は指定された場所での喫煙を守り、私有地への立ち入りや早朝・夜間の歩き回りをお控えください。
五箇山を訪れるのに最適な季節は?
どの季節も魅力がありますが、冬が特に圧巻です。雪に覆われた合掌造りの屋根が、急勾配の茅葺き構造がなぜ造られたかを物語ります。
五箇山にクマはいますか?
周囲の山にはクマをはじめとする野生動物が生息しています。冬以外の季節にハイキングをする際は熊鈴を携行し、人里離れた道は避けましょう。
岩瀬家とはどんな場所ですか?
1700年代中頃に建てられた歴史ある合掌造りの家屋です。囲炉裏を囲みながら昔話を聞いたり、屋根裏まで見学できます。9:00〜17:00(12〜3月は〜16:00)、木曜休館。入館料500円。

グルメ

五箇山豆腐とはどんな食べ物ですか?
五箇山豆腐は「かた豆腐」として知られ、冷たい山の湧き水で作られる固くて大豆の風味が豊かな豆腐です。浄土真宗のもてなしの文化に根ざした昔ながらの製法が今も守られています。
五箇山でぜひ食べたいご当地グルメは?
五箇山豆腐・川魚(イワナ)・山菜は必食です。秋には天然舞茸を使ったそばもお見逃しなく。

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