3月11日は東日本大震災から12年。そして、2023年は関東大震災から100年を迎える年です。
先日はトルコ・シリア大地震によって多くの犠牲者が出ました。自然災害は予告なく、突然やってきます。
災害への備え-防災対策-は、重要な社会的課題となっています。
大規模自然災害とは、地震、台風、豪雨、洪水、津波、豪雪、竜巻、噴火などの自然現象によって、人命や社会生活に被害が生じる事態のことですが、では、実際に“その時”が突然やってきたら、どんなことに困ってしまうのでしょうか?
2020年8月に旭化成ホームプロダクツ株式会社が行った「防災意識と備えに関する調査」では、大規模災害の被災経験がある219名に「被災時に困ったこと」について聞いています。その結果、1位「電気、ガスが使えない(照明や家電、スマートフォンが利用できない)」(56.2%)、2位「情報が届かない(テレビ、ラジオなどによる)」(29.2%)、3位「食料品が足りない」(24.2%)という結果になりました。