OOHからDOOHへ!最新屋外広告事情を探る!

 

徐々にコロナ感染状況が収まりつつある日本国内ですが、各地で感染対策を施した上でのイベントなども再開され、街や観光地への人出も一気に増加してきています。
行動制限が緩和され、外出することが増えたことで、人々が街頭や交通機関での屋外広告に接する機会は大幅に増加しています。

 

では、今、OOH(Out Of Home)広告は、どのような進化を遂げ、いかにマーケティング効果を高めているのか?最新事情を探っていきましょう。

 

a. What’s OOH(Out Of Home)広告?


OOHとは-Out Of Homeの略で、街頭や交通機関など、家を出た時点から屋外で接する広告をOOH広告といいます。
主な媒体としては、”交通広告” “広告看板” “ラッピングカー” “屋外大型ビジョン” “デジタルサイネージ” などが上げられます。


基本的にはオウンドで積極的に接するメディアではありませんが、通行する人が自然と目に入り接してしまう広告で、今はSNSなどで拡散されるケースも多く、広告としての訴求力はさらに高まってきています。

 

b. OOH広告の特徴


特徴としては、クリエイティブやアイデアが活かされるインパクトの強い広告が打ち出せること。駅や繁華街など多くの人々が集まる場所で、自然と目に入ってきて広告を認識する強制認識性が高いこと。

 

電車やバス、さらに駅など人の行動動線に沿って、連続して同じコンセプトの広告を配置することで反復訴求が容易で、またイベントや実施するエリアを区分することで、ターゲットをしぼりこんだエリアプロモーションも可能となります。さらにWEBとの親和性が高く、ネットプロモーションを連動させることで、SNSによる情報の拡散が期待でき波及効果が高くなることなどが上げられます。

 

c. 主流はDOOHへ その展開例


OOH広告の今の流れとしては、配信メディアのデジタル化が上げられます。電車やバス、タクシーの車内や駅のホームや柱などの交通広告をはじめ、街頭広告看板や施設内の案内看板などの多くにデジタルサイネージが利用されてきています。

 

電車内のデジタルサイネージである車内ビジョンは、無音の動画によるエリアの天気予報やニュースの他、一定の動画CMが繰り返し流されています。

 

車内ビジョンの広告接触率は、JR東日本企画の調査によると「今日みた」「今日みたような気がする」を合わせると30.0%と公表されていて、広告効果としては山手線の1日の利用者数約485万人の30.0%、およそ69.3万人に認知されているという高いリーチ数値になります。

 

車内広告メディア別広告接触率

広告接触率・・・調査対象者のうち、調査当日に調査対象広告を「今日見た」「今日見たような気がする」と回答した人の割合が広告接触率です。

引用元:jeki㈱ジェイアール東日本企画メディアデータ2021より

 

また最近では、街頭を歩く人のリュックなどにポータブル端末を取り付けて動画広告を流しながら徘徊させる現代版サンドウィッチマン的広告や、スポーツイベントや音楽イベント内での会場内のビジョンを使った広告配信など、デジタルによる訴求力の高さが注目されています。

 

例えばスタジアム内のエリア配信例としては、先日、サッカーの日本代表戦や陸上の全国選手権が行われた新国立競技場では、スタンド両サイドの大型ビジョンだけではなく、周囲をぐるっと囲む全長640メートルのLEDディスプレイによる360度全周型リボンボードが、競技やイベントの演出効果を高めるとともに、スポンサーのタイムリーな動画広告を配信してマーケティング効果を上げています。

 

d. デジタルサイネージを中心とした表示灯のOOH広告導入例


 

交通案内看板をデジタルサイネージ化して、その広告収入により運用のランニングコストを捻出する広告モデル”ナビタスキーム”。設置者や自治体、施設側の負担を大幅に軽減したこのナビタスキームが採用された表示灯のデジタルサイネージの実例をご紹介します。

 

江ノ島電鉄・鎌倉駅設置のデジタルサイネージ

周辺観光案内掲示を動きのあるイラストで表現。
鎌倉・湘南エリアを訪れる多くの観光客の利便性を高めたデジタルサイネージ

 

中央道・諏訪湖サービスエリア設置のデジタルサイネージ
サービスエリアの施設案内をはじめ、渋滞などの道路案内速報を掲示するデジタルサイネージ

 

神田明神設置のデジタルサイネージ
神道の歴史やお詣りの作法など、日本の歴史・文化まで学べる多言語対応デジタルサイネージ

 

表示灯の多言語対応デジタルサイネージは、こうした駅、空港、街頭、神社仏閣や観光拠点をはじめ、自治体庁舎や病院、免許センターなど、他にも多くのロケーションで利用されています。

 

この表示灯のデジタルサイネージやサインメディアへの広告出稿は、リーズナブルな出稿料でエリア密着型の広告掲出が可能です。まもなく復活するであろうインバウンド需要に向けて、高いマーケティング効果が期待されるOOH広告を積極的に利用していきましょう。

 

 

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デジタルサイネージ有効活用法を学ぼう

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