3人に2人は好印象!視認性が高い交通広告
鉄道やバス、航空機や船舶などの車内や関連する駅・バス停・空港・港などの交通施設に掲示される交通広告。コロナ禍でテレワークなどが浸透して家時間が長くなった昨今ですが、実は交通広告の効果がWEB広告やTV広告と比べても、生活者に好まれているという興味深い調査結果が出ています。
そんな、交通広告の「今」を探ってみましょう。
a.国内交通広告費推移
総務省の資料によるとコロナ禍前の2019年とコロナ直後の2020年では、交通広告の出稿費はおよそ24%のダウンとなりました。
国内交通広告費推移
データ引用:総務省 デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会資料より
またテレワークの浸透により都市部の公共交通機関の利用者は減少しましたが、その後のwithコロナ政策で2021年以降は徐々に戻りつつあるようです。
b. 交通広告の4つの特徴
野村総合研究所とジェイアール東日本企画が共同で行った、交通広告の価値研究によると、交通広告にはテレビやWEBとは異なる交通広告ならではのユニークな4つの特徴があると述べられています。
1)スクリーニング性
マーケティング価値の高い「若者」「有職者」「富裕層」「先進層」などのポテンシャルの高いボリューム層へのリーチが見込めるメディアである
2)自主視認性
交通メディアは視界に自然に入ってくるものの、広告を見ることを強制されることはなく、生活者によって自発的に視認されるメディアである
3)ブースト効果
情報で溢れ返る時代に、情報を埋もらせずに存在感を生み出すことのできるメディアである
4)キープ効果
生活者と長期にポジティブな関係を維持し、つながり続けてブランドのKPI(購入意向等)を年間通じて良好な状態に保つメディアである
などがユニークな特徴としてあげられ、マーケティング効果の高いメディアであることが推察されます。
c. 「好きな広告」のトップは交通広告
この調査によると、交通広告は車内や駅のホームなど、あるいは航空機の機内PR誌などを「つい見てしまう」「暇つぶしになる」メディアであり、TVCMやバナーや動画内のWEB広告とは違い、「目障りな」「しつこい」等のネガティブなイメージが最も低いことがわかります。
各メディアのイメージ
データ引用:野村総合研究所とジェイアール東日本企画「交通広告の価値再発見プロジェクト」より
さらに、生活者の選ぶ「好きな広告」のトップは交通広告で、電車内の広告では65%、駅・街中の広告では61.3%と、およそ3人に2人が好きと回答しています。
好きな広告・嫌いな広告
データ引用:野村総合研究所とジェイアール東日本企画「交通広告の価値再発見プロジェクト」より
d. 費用対効果を生む交通広告
交通広告は、車内や駅構内などを中心に掲出されるため、多くの人々が身近に触れられる広告媒体です。
電車やバスの車内、駅ばり、駅看板、柱巻、フラッグ、横断幕・懸垂幕、駅ポスター、デジタルサイネージなど種類も豊富で、地域・暮らしに密着した「高い価値」をもった広告メディアとして定着しています。飲食店、不動産会社、医療機関など駅周辺エリアをターゲットにした展開から路線単位とした広範囲のエリアをターゲットにした広告展開が可能です。
交通広告は、長年の実績を持つ表示灯が得意とする分野の一つです。お気軽にご相談ください。
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