災害時に備えるデジタル情報案内板!事例紹介・札幌市の取り組み!
国内有数の観光都市でもある北海道・札幌市が、街中に設置された観光案内サインボードをデジタル化。ICTを利用して非常時でも、リアルタイムで多言語された情報発信を可能にした、有効活用事例をご紹介します。
【災害時に備えるデジタル情報案内板!事例・札幌市の取り組み!】
いつ起きるともわからない地震や水害、停電などの災害時に、市民や訪れた観光客へ向けて、いかに早く正しい情報を発信するかは、すべての自治体に求められている責務です。
その方策として、すでに設置されている観光案内板をデジタル化して、ICTによる最新情報の発信と外国人に向けた多言語された情報提供で、安心安全な都市づくりに取り組んでいる北海道・札幌市の実例を、費用面・機能面のメリットを含め、ご紹介してまいります。
a. 地震による大停電の経験から学んだ 災害時への備え
札幌市は、2018年9月の北海道胆振東部地震の際に、大規模な停電に見舞われ、外国人を中心とした観光客へ向けた、十分な情報提供ができませんでした。
そこで、街中の観光案内版をデジタル化して、多言語化が図られたリアルタイム情報を発信することにより、災害時に備えた情報提供システムを構築することにしました。
そこで選ばれたのが、弊社のデジタルサイネージ「シティナビタ」です。
b. 多言語・リアルタイム情報発信・UPSを装備したデジタルサイネージ
札幌市内の多くの人が集まるエリア5カ所に設置されたデジタルサイネージ。
運用には3つのポイントが重要視されました。
1 定期的なメンテナンス
通常時は地図情報や観光案内が表示されるため、そのメンテナンスも定期的に行う必要があります。鮮度の高い情報を提供するため、弊社の「ナビタスキーム」が費用面で支えています。
2 電源の確保
UPS(無停電電源装置)を装備することで、天候や災害による通常の電力供給が受けられなくなった場合でも、表示システムを維持します。
3 多言語観光案内や緊急情報表示
通常時は地図を用いた観光情報を多言語表示切替機能(日・英・中[簡・繁]・韓)で提供しますので、外国人観光客への対応も万全です。
非常時には、自治体の端末からメールまたはCMS※によって、災害時に必要な情報をタイムリーに発信表示します。
※ Contents Management System の略称。Webに関する専門知識が無くても、Webサイトやコンテンツを構築・管理・更新できるシステムのこと。
▼「札幌市様」のデジタルサイネージを動画でご紹介!
デジタルサイネージ紹介動画はこちら
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c.ナビタスキームが実現する低コストオペレーション
運用に必要なランニングコストは、デジタルサイネージに表示されるエリアマネジメント広告の収入で賄う「ナビタスキーム」を利用します。
弊社が広告営業を行い、広告費でデジタルサイネージの運用を行う、弊社が得意とするビジネススキームです。
今回は、札幌市経済観光局 観光・MICE推進課のご担当の方にお話を伺いました。
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このように弊社では、これまで培った多くのノウハウやビジネススキームを駆使して、自治体が抱える問題を解決し、ランニング費用なし、担当者様のメンテナンスの手間不要の情報発信に関する整備・改善策をご提案し、運用をバックアップいたします。
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