新型コロナウイルス、世界を震撼。ピンチをチャンスへ変える!
1月に中国・湖北省武漢で発生した新型コロナウイルス感染による肺炎は世界規模に広がり、連日ニュースを賑わしています。
中国は、国の政策で海外への団体旅行を禁じ、その影響は今年の春節のインバウンドマーケットを直撃しました。その影響をデータを参考に、今後の展望を見ていきましょう!
春節直撃もピンチをチャンスへ変えるインバウンド対策
今回の新型ウイルスによる中国からの訪日観光客の減少は顕著で、インバウンドマーケットへも大きな影響を与えています。
しかし、夏には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、中国以外のエリアからは多くの訪日観光客が見込まれます。
完全な回復時期は伝染病の終息時期次第で、予測が難しいところではありますが、今こそ、インバウンド対策を整備する時間を与えられたと考えて、じっくり腰を据えて取り組んではいかがでしょうか?
a. 春節への影響と今後の展望
大手百貨店では、2020年の春節期間(1月24〜30日)の免税売上高が、前年比で2桁マイナスとなったようです。特に1月27日の中国の団体旅行規制以降は、来店客数が減少、時計・宝飾品などの高額品や化粧品の売り上げが急減しました。
さらに大手家電量販店では、前年の春節期間よりも、売上高が10%以上落ち込み、またホテルなどの宿泊施設でも、団体客のキャンセルが相次ぎ、大きな痛手となっています。では、この状況はいつまで続くのでしょうか?
世界の航空データ分析を行うOAG(OAG Aviation Worldwide Ltd)は、これまでのSARSやMARSなどの事例から、伝染経路の遮断対策やワクチンの開発などにもよりますが、ウイルス拡大のピークから“約6カ月後”には、航空機利用需要が回復するとみています。
このことから、今後、感染状況が終息に向かうとすれば、7月末からのオリンピック、8月末からのパラリンピックには、安心・安全に訪日が可能になるのではないかと予測できます。
b. ピンチをチャンスへ。今、できる準備は?
どうしても時間がなくて、インバウンド対策の整備を疎かにしていた企業やお店は、今こそ、しっかりとした対策を構築できるチャンスと言えます。マーケットが回復する時を見込んで、インバウンド対策を進めましょう。
大切な対策としては、
1)店内・店外でのPOPの多言語化
2)WeサイトやSNSでの多言語発信
3)多言語化が容易なデジタル広告出稿
4)道案内などサービスやお店の認知度の拡大
5)キャッシュレス化の整備などです。
便利なツールや対策サービスを有効に活用して、今こそインバウンド対策をはかりましょう。
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c. 時間があるときだからできるインバウンド対策=免税店
やはり、インバウンドの集客を増やし、売り上げをUPさせるためには免税店である事が重要です。 意外と手続きが面倒で、進められないでいた事業者の方も多いと思います。 この機会に、ぜひ、免税店としての登録を完了させて訪日客の取り込みを図りましょう。 ▽免税店になるには 国土交通省観光庁WEBサイトを御覧ください。
また、さらに便利な免税店ポータルサービスを有効活用して、認知度を高めていくことも大切です。
▼全国の免税店を簡単検索「タックスフリーサイト」についてはコチラ
インバウンドマーケット対策について、
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