クリスマスそして年末年始。訪日外国人は何を求めて日本へ?
最近、日本でも定着してきた「ブラックフライデー」!感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日から行う大セールでクリスマス商戦のスタートとも言われます。
そして、いよいよ12月。
街が煌めくクリスマスや年末年始も訪日観光客は増加する季節です。日本の文化や冬だからできるアクティビティを求めて12月からは、特に東南アジアや欧米圏からの訪日外国人観光客が増加してきます。そんな訪日外国人は何を求めてやってくるのでしょうか?昨年の傾向やアクティビティへの予約データから滞在中の動向を探り、インバウンドマーケットにどう影響を与えるのか?また、どのような対策が急務なのか?必要となる5つのカテゴリーを学んでいきましょう。
インバウンドマーケットを制するための5つの必要術
日本のクリスマスシーズンや年末年始も外国人観光客に人気の季節です。昨年の同時期のデータから、その動向を探り、その対策を探っていきましょう。
2018-19 訪日観光客の国別訪問地・目的
大手旅行サイトのブッキングドットコムから面白いデータが発表されました。
昨年2018年から2019年のクリスマスや年末年始を含む、冬季シーズンに日本に滞在したデータから、訪日外国人観光客に人気のあった都市を国別で上げています。
表1は、日本の近隣の東アジア圏の国。これらの国からは九州地区の人気が高く、理由としては東アジア圏からは日本の中でも特に近く、直行便も多く手軽な旅行先であることが上げられます。
出典:ブッキングドットコム 報道資料より
この季節に訪問客が増加する傾向がある東南アジアからは、北海道ニセコや、岐阜県の飛騨地方の高山、山梨の富士河口湖など「雪」に関わる場所が人気。これは「雪」を知らない国の人々が、非日常体験を求めて訪れるためと考えられます。
出典:ブッキングドットコム 報道資料より
また、この欧米圏からは、日本の歴史・文化に触れられる体験型のアクティビティやウィンタースポーツを目的とした滞在が顕著に見られます。
相変わらず京都は人気ですが、他にも成田や奈良、日光は有名な神社・仏閣が多く、初詣など日本人の歴史的行事を体験する傾向がみられました。また、温泉地やスキー場のある観光地も長期滞在が増加し、人気のエリアとなっています。
出典:ブッキングドットコム 報道資料より
こうした傾向は、今年の2019-2020シーズンも続くとみられ、地方を含め特徴のある都市は人気が高く、目的地は全国に拡がり活性化につながっていくと考えられます。
そのため、インバウンドマーケットは全国規模で、もう日常的なもので、その対策は当たり前のこととなっています。
では、今回は、1)翻訳 2)多言語サイト制作 3)多言語接客支援ツール 4)訪日外国人向け道案内 5)デジタルサイネージ の5つのカテゴリーで気をつけるべき項目を学んでいきましょう。
1. インバウンド対策 ー 翻訳
言葉の壁をぬぐうことは、インバウンド対策の基本中の基本。店頭・店内の案内表示、チラシや情報誌、WEBサイトなどの多言語化は、今や必須事項となっています。
貴社のサービス、店舗、商品の内容を翻訳してインバウンド客に伝えましょう。
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2. インバウンド対策 ー 多言語サイト制作
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3. インバウンド対策 ー 多言語接客支援ツール
手軽にスマートフォンや専用端末を使って、手元で多言語に変換してくれるアプリやツールも多く出てきています。 言葉が通じることは訪日観光客の買い物や飲食の際には、満足度を高めることに繋がります。 ぜひ導入を検討すべきですが、多くのものが出回っていますので専門家の意見を参考にして的確なツールを選びましょう。
4. インバウンド対策 ー 訪日外国人向け道案内
日本は都市圏はもとより、多くの場所で案内表示の多言語化が遅れています。国を上げての対策は進んできてはいますが、まだまだ訪日観光客が充分に満足するまでには至っていません。
そこで、正しくしっかりと店舗や施設に足を運んでいただくためには、多言語地図案内ツールが、効果を発揮します。
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5. インバウンド対策 ー デジタルサイネージ
多言語の道案内や施設案内、サービスや広告掲示に高い効果を発揮し、続々と設置が進んでいるのがデジタルサイネージです。駅や空港、病院や公共施設、商業施設や路面店、飲食店など…。その利用範囲はますます拡がってきています。
また、インバウンド客が目的地とする神社・仏閣などの観光拠点にも、その設置は進んでいます。
さらに、こうしたデジタルサイネージに広告を掲載することは、比較的リーズナブルで的確に効果を上げられるインバウンド対策となります。ぜひ、有効活用しましょう。
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