国慶節直前!中華圏大型連休インバウンドマーケット動向と対策は?
秋の旅行シーズンを迎え、今年も多くの外国人観光客が訪れてきています。
特に中華圏は、10月1日からは国慶節の大型連休に入り、春の春節と並び日本への観光客が最も増える季節です。
中国人の国慶節連休に訪れたい国として、事前の調査では、やはり人気の第1位が日本、2位がタイ、3位香港、4位韓国となっています。
この、国慶節の連休でインバウンドマーケットを制し、しっかりと売上・業績UPにつなげるための動向と対策を見ていきましょう。
国慶節の連休を控え「簡単で今すぐできる」効果的なインバウンド対策
10月1日(火)から一週間、国慶節の大型連休。中華圏からの訪日観光客が、春の春節と並び、最も増える季節がこの時期です。
日本での楽しみ方や欲しいものなど、訪日観光客の動向を探り、今からできるインバウンド対策を見ていきましょう。
a. 目的地としての日本。人気の理由は?
中国の大手オンライントラベルエージェンシーのCtripが行っている調査によると、国慶節の連休に渡航したい目的地の人気ランキングでは、
2018年は、
第1位:日本
第2位:タイ
第3位:香港
第4位:韓国
となっていました。
今年の調査結果はまだ発表されてはいませんが、香港が治安の問題で人気が下がることは予測されますが、日本、タイといった毎年の人気国には大きな変化はないと考えられます。
日本はこの季節、気候がとても良く、全国どこを訪れても美しい景色が見られることも人気の要因ですが、中国の人にとっては医薬品や化粧品など美容に関する製品や日用品など、品質の良いものが中国国内よりも安く手に入れられることも、日本を目的地とする大きな理由のひとつになっているようです。
b. 訪日観光客の方は、どんなサービスや情報を求めている?の?
さて、日本を訪れる観光客は旅行中、どんなことで困っているのでしょうか?
訪日外国人旅行者が旅行中に困ったこと
出典:国土交通省官公庁「平成30年度観光の状況」及び「令和元年度観光施策」(観光白書)
上図は、訪日外国人旅行者が日本滞在中に困ったことをまとめたものです。
一番多かったのは「施設などのスタッフとのコミュニケーションがとれない」ということで、多言語コミュニケーションに問題があることがわかります。四番目も同様の要素です。「公共交通の利用」に関しても案内表示などで、多言語化が図られていないことも関連があるのではないでしょうか。
そして、二番目の無料LAN環境が少ないことも困ったことの上位になっています。
さらに、未だに現金主義の日本ではキャッシュレス化が遅れていることも不便なことの点に挙げられています。
そして、気になる要素としてはトイレの利用環境が挙げられていることです。
こうした不便な要素を払しょくしてあげることによって、貴社のサービスやお店にインバウンドのお客様を呼び寄せることができるヒントがあるのです。
c. 有効な4つのインバウンドマーケティング対策
d. 簡単で今すぐできる、効果的なインバウンド対策
まとめになりますが、インバウンドのお客様にとって、痒いところに手が届くサービスを付加して上げることによって、ファンを増やし、ユーザーがSNSなどを利用して拡散してくれる。それに従い、さらにインバウンドのお客様が利用しやすいという評判が広がり、業績・売り上げが上がると言う成功へのスパイラルへ変化していきます。
具体的には、
●多言語化:店頭POP・メニュー・ウェブサイト・SNS・デジタルサイネージ広告など
●無料無線LANの整備
●キレイで利用しやすいトイレの整備
●モバイル電子決済の導入
●免税
こうした施策は、ご自身で整備することは大変だとは思いますが、専門家に相談することで割とコストがかからず簡単に構築することができます。お気軽にご相談ください。
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