多言語広告を出そう!インバウンドを制するデジタルサイネージ最新情報
駅や空港、ショッピングセンターや店舗、オフィスビルや病院、スタジアムやホール、ミュージアムや役所、街頭やビルボードなど多くの施設や街中で利用が広がるデジタルサイネージ。
利用されるシーンや方法・機能性がさらに高まり、街になくてはならないものとして、その存在感を強めています。
そんなデジタルサイネージの今を、6月に幕張メッセで行われた「DSJ2019デジタルサイネージジャパン」のレポートとともにご紹介しましょう。
1)広がる用途、高まる機能。ますます存在感を強めるデジタルサイネージ
街に広がるデジタルサイネージ。その大きな特徴である「4つの機能」をご存知でしょうか?
また、成長を続けるデジタルサイネージ市場の現状を把握できていますか?
これらを理解することで、あなたのサービスや店舗をインバウンドマーケットで優位に展開することが可能になります。
a. デジタルサイネージの大きな特徴である「4つの機能」
多くのロケーションで設置数を増加させているデジタルサイネージですが、その機能の大きな特徴は4つに分類されます。それは、
1 広告媒体としての機能
2 販促媒体としての機能
3 情報媒体としての機能
4 環境・演出媒体としての機能 です。
さて、ここでは1の広告媒体としての機能に着目してご説明します。
デジタルサイネージ広告はこれまでの紙中心の媒体と違い、コンテンツの切り替えや更新が容易です。これは従来とは違う時間軸やカスタマーのニーズに沿った広告配信の可能性を飛躍的に高めたのです。
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b. デジタルサイネージ広告の成長性をデータから読み解く
デジタルサイネージの国内市場は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を間近にして、多言語・多機能化が図られた筐体が新設・追加・リプレースされ増加を続けています。
交通機関や公共施設、大型商業施設などを中心に導入ビジネスはコンスタントに、また導入後のコンテンツ制作/配信/運営サービスも成長を続け、広告(交通広告、ビルボード広告、インストアメディア広告他)は著しく市場を拡大しています。
データによると2018年の市場規模は、1,659億円(富士キメラ総研調べ)を見込まれたとともに、2025年に向けては2017年実績に比べて、約2.2倍の3,186億円にも上ると予測されています。
出典:富士キメラ総研「デジタルサイネージ市場総調査2019」
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c. インバウンドマーケットで優位に立てるデジタルサイネージ広告
2)「DSJ2019デジタルサイネージジャパン」レポート
日本最大級のデジタルサイネージ産業の展示会「DSJ2019デジタルサイネージジャパン」が、さる2019年6月12日(水)-14日(金)の三日間、幕張メッセにおいて開催されました。今回の来場者は約15万6千人に上り、昨年より1万2千人余りも増加、注目度の高さがうかがえました。
a. 高画質・大画面、高機能・環境配慮への進化
今回の展示で、まず目を惹いたのは8K液晶ビジョンや超高精細LEDディスプレイなどの高画質で大画面を演出できるデジタルビジョン。
そして、3Dデジタルサイネージやバックライトが必要のない電子ペーパー、さらに大小のディスプレイを壁面や柱に組み込んだ空間演出、木枠を用いてデジタルの無機質さを解消したインテリアとしての演出ができる筐体など、環境に配慮しながらテーマに沿った演出効果を発揮できるデジタルサイネージが展示・提案されていました。
b. デジタルサイネージの高い拡張性を知る
デジタルサイネージのハード面は日々進化を続けているわけですが、それをいかにマーケティングに活かせるかは、やはり構築できるコンテンツによるところが大きいのです。
例えば、ショッピングセンター内で最新のAI技術を使ったカメラと連動させて、行き交うカスタマーの性別・嗜好・買い物状況などの情報を即座に把握して、店内のデジタルサイネージに「その人にぴったりの広告」を配信したり、クーポンを掲示し発行するなどマーケティング効果の高い、デジタルサイネージの新たな活用法と可能性を生み出していく必要があるのです。
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