中国大陸の次はどこ?この夏のインバウンドマーケット必勝術!
観光立国を目指し、世界から注目を浴びる日本。その好調さを物語るデータが日本政府観光局(JNTO)から発表されました。
2020年には東京オリンピック・パラリンピックを控え、また、今秋にはラグビーワールドカップも開催されます。こうした状況から、夏から秋にかけても訪日観光客はさらに伸びを示すはず。
そこでインバウンドマーケットが盛んになる夏に向けての対策とともに、これまで中心であった中国大陸から以外の、次のマーケットのターゲットなど、今、気になるインバウンド・マーケットについて、お知らせします。
中国大陸の次のターゲットはどこ?この夏のインバウンドマーケット必勝術!
これまでインバウンド・マーケットの中心であった中国大陸からの訪日客ですが、最新のデータでは、少し傾向が変化していることが読み取れます。それは、日本政府観光局(JNTO)から発表された、4月の訪日外客統計 訪日外客数のデータを見ると東南アジアや欧州各国からの訪日数が各々、単月では最高の値を記録したことです。
a. 4月の訪日客数が過去最高を記録!マーケットを最新データから読み解く
4月の訪日外客数が過去最高を記録しました。その数、約292万7千人。月間では最も日本を訪れた前年の2018年4月を約3万人、上回る数となり、最も多くの外国人を受け入れた月となりました。
さらに年間累計でも、今年1月から4月までに1,098万1千人となり、1,000 万人を超え、海外からの日本人気を如実に示す数値となりました。
また、上でも触れましたが、東南アジアや欧州各国からの訪日数が各々、単月では最高値を記録しました。もちろん絶対数では、まだまだ中国大陸圏からの訪日客が圧倒的に多いことには変わりありませんが、こうした地域は、今後、注目すべきマーケットとしてターゲティングする必要があると言えます。
すべて日本政府観光局(JNTO) 訪日外客統計 訪日外客数(2019年4月推計値)より
b. インバウンド・カレンダーで夏に向けての各国の動向を探る
アジア圏をはじめ欧米ではサマーバケーションが始まり、春のお花見の季節と並び、訪日観光客が増加する第2のピーク時に入ってきます。その訪日客の流れをつかむために、各国のインバウンド・カレンダーとしてまとめてみました。
必ずしも大きな連休と訪日客が増える時期がイコールではないのです。訪日客が増える時期に合わせて施策を進める必要があります。
c. インバウンドマーケットを勝ち抜くために今すぐやっておきたい事
・店舗内外のPOPやメニューなどの多言語化
・WEBサイトやSNSの多言語運用
・免税→免税店ポータルサイトへの登録が有効
・道案内の多言語対応→道案内ポータルサービスの利用が有効
・駅や空港、観光地などのデジタルサイネージへの多言語広告出稿
・クーポンの配布→SNSを利用
・日本文化を体験できるサービス
→日本食ツアー、着物着付け体験、雪に触れ合うイベント、ウィンタースポーツなど
いずれにしても、自らの手で一気に施策するには大変な労力が必要です。
便利なサービスを有効利用して、なるべく手をかけずにインバウンドマーケット対策を施しましょう。
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