そこにデジタルサイネージ!いかにビジネスに活かすのか?

 

もはや駅や電車内などの交通機関や店頭だけではなく、多くの場所や用途に加速度的に拡がるデジタルサイネージ。もちろん広告媒体として有用なことは間違いないのですが、アイデアによっては、とても利便性の高い活用方法があります。

 

ここでは、デジタルサイネージの現状とユニークな活用方法とともに、これからのデジタルサイネージの可能性を探ってみましょう。

 

1)日本の最新デジタルサイネージ事情

2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、多くのインフラが整備されている日本ですが、その中で『デジタルサイネージを活用した情報発信』は予想以上の伸びを見せているようです。

a. デジタルサイネージの現状をデータから見る!

富士キメラ総研による『デジタルサイネージ市場総調査 2017』データから、2016年の設置状況では、小売店舗や商業施設がやはり設置数は多くなっていますが、これは大型ショッピングモールが全国に増えていることや、あわせて大型ビジョンのハードの低価格化もうしろだてとなり、テナントも目を引く店舗づくりのために積極的に導入を図っているという傾向が見受けられます。

 

また、交通機関では鉄道、空港、道路など多くの場面でデジタルサイネージが数多く利用されていることはご承知かと思いますが、日々、さらに進化しているように感じられます。
例えば、電車内のドア上のデジタルサイネージは、以前からおなじみのメディアでしたが、最近の車両では、まど上の広告エリアにもデジタルサイネージが連続して設置されています。

 

 

また、特にこれから設置数の伸びが期待されていると言われる分野では、公共施設、官公庁施設や医療機関などが注目されています。
役所や病院内での各課の案内や情報提供に、これからもデジタルサイネージの役割は広がっていくと考えられます。

 

さらに国内のデジタルサイネージ市場は、2025年の予測として2016年比で約2.8倍の3,708億円が予測されています。

特に広告費は、設置数の伸びに従い大きな市場になると考えられます。

特にデジタルサイネージの交通広告は、地域に密接な市場として、大きく伸びていくと予想されます。あなたのビジネスやサービスを広く告知して、大衆に認知してもらうためにはデジタルサイネージ広告は欠かせないものとなっていくはずです。

 

 

b. こんな所にもあんなところにも、気づけばそこにデジタルサイネージ!


デジタルサイネージの設置場所としては、まずは交通関係が挙げられます。駅・バスや電車の車内・空港・高速道路のサービスエリア・ロードサイドやバスターミナルなどは必ずと言ってよいほどデジタルサイネージが活用されています。

 

また観光案内掲示板として街中や神社などの観光スポットでも、数多く見かけられるようになりました。さらに運転試験場や自治体の役所や公共施設、病院、図書館、さらに工事現場などでも、利用者の案内表示の役目と各種情報の提供メディアとして、デジタルサイネージの活用が広がっています。

 

 

c. 多言語化がカギ!ビジネスに活かせる高機能デジタルサイネージ


デジタルサイネージの利点に多くの情報を利用者の用途によって、簡単に表示を変えられる点があります。

 

それは、まさに右肩上がりで増え続けている訪日観光客のインバウンドマーケットには欠かせない「言葉の壁を乗り越える」役目を果たします。
利用者が母国語で情報を得ることができる「多言語化」を容易に行える高機能デジタルサイネージ。そこへの広告出稿は、あなたのビジネスやサービスに必ず有効に作用することでしょう。

表示灯のデジタルサイネージに関してはコチラ

 

2)世界のデジタルサイネージがスゴイ!

進化を続ける世界のデジタルサイネージ。その一例をご紹介します。

 

a. 訪日観光客の大きな味方は、多言語化された高機能デジタルサイネージ


進化するデジタルサイネージ!利便性の高いユニーク活用事例

アメリカのスーパーマーケットチェーン“Kroger”では、商品棚の価格表示をデジタル化して、価格をはじめ特売、産地・栄養情報、製品のビデオ広告やクーポンなどを表示しています。

 

利点としては、価格変更が各店舗一括で可能であったり、ノンカーボンのため資源を節約、人員の削減、またスマホアプリとの連動で買い物客が目当ての商品を簡単に探しだせるなど、企業・消費者双方に、とても利便性の高い施策となっています。

Krogerは2018年末までに自社の200店舗へを導入する予定だということです。

▼動画はコチラ

 

b. 人に寄り添うデジタルサイネージ活用広告


まずはコチラの動画をどうぞ

この広告動画は、旅客機がビルボード型のデジタルサイネージの上を通過するときに反応してムービーが流れるBritish Airwaysの広告です。

 

また、天候に合わせてデジタルサイネージのクリエイティブが連動するデジタルサイネージ広告の例としニューヨークのタイムズスクエアで展開された広告がコチラ

 

このように、時間や天候のタイミングや消費者の動向に寄り添った広告展開ができる『デジタルサイネージ』。これからも、ますます進化を遂げていくことは間違いありません。その動向に注目していきたいものです。

 

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