最新広告看板が売上200%UPの決め手になる?!(backup)
店頭で、街頭で、交通拠点で、急激に導入台数が広がっているデジタルサイネージ。その最新事情をお届けします。
また、JR各社、地下鉄、私鉄の全国主要駅約2,500駅改札付近や、自治体の役所や交番にも設置されている周辺案内図を代表するブランド「ナビタ」。
今、どのように利用されているか?また、今後はどう進化させていくのか?
ネットアンケートで徹底調査、その分析結果をご報告いたします。
Contents Menu
1)全国のデジタルサイネージ最新情報
a. イオンモール松本に民間全国初の大型8Kモニター設置
長野県松本市のイオンモール松本に、民間では全国初の街頭用に8Kモニターが設置されました。
サイズは70インチの8Kモニター。8Kの超高画質で、遠隔医療やデザイン、美術品の映像展示などに利用されるようです。
b. エプソンが小売店・飲食店向けに薄型プロジェクターを発売
小売店や飲食店の店頭だけではなく店内でも、映像で空間演出することが顧客獲得の手段となっています。
こうした拡大が予想される空間演出・サイネージ用市場で、エプソンは投影機拡販を目指し、横向きにも投影できる省スペースプロジェクターを発売しました。
価格も40万円台で、店舗内で壁や天井に映像や文字で情報を映し出すことが可能となっています。
併せてCGを使い店内のディスプレイと連動した、プロジェクションマッピング用ソフトも開発・発売。インバウンド需要へもアピールできる体験型店舗の構築を援助します。
c. 大阪ミナミ道頓堀にピップが大型LED時計台型サイネージを設置
あの有名なグリコの看板の隣のビルに、インパクトの強い時計台型デジタルサイネージがあらわれました。
医療関連機器販売のピップは、大阪ミナミの繁華街の中心、道頓堀に1時間ごとの時報の際に商品の映像を流しています。
この強烈な印象を与えるデジタルサイネージは、繁華街に集まる人々、中でも訪日外国人観光客にアピールしブランド認知度をアップさせ、インバウンド需要も取り込む効果を期待されています。
2)交通サイネージ「ナビタ」 ネットアンケートで徹底調査
表示灯では、駅などの交通機関をはじめ自治体の役所や交番に設置されている、周辺案内地図サイネージの利用実態および、自社サイネージブランド「ナビタ」についてネットアンケートを実施しました。
その結果から、サイネージ利用者の消費者動向を分析。
すでに進めているデジタルサイネージの普及やスマホなどウェアラブルデバイスとの連動など、周辺案内地図サイネージの今後の展開へ生かす、道筋を探っています。
ここでは、その一部をご紹介します。
a. あなたは駅周辺案内図をみかけたまたは利用したことがありますか?
上のグラフから駅周辺案内図の施設案内については8割強の人が認識をしているものの、その利用率は4人に一人ということが伺えます。
次に、表示灯のデジタルサイネージ「ナビタ」についての利用率を見ていきます。
b. あなたはナビタを利用したことがありますか?
ナビタを認知していて利用した人は、7割に近い数字になっており見かけたら使っているという使用頻度の高い案内板設備であると言えます。
その施設情報での興味の深度を見てみますと
c. あなたはナビタの施設情報の中で特に興味があるものは何ですか?
最も興味があると答えられたのがグルメ。第2位がショッピング。そして文化・ミュージアム、公共施設、金融機関と続いています。この傾向は2014年と2017年では比率の数値は違っていますが、大きな変化は見られません。
最後にナビタの今後の展開について考察します。
d.あなたが今後、ナビタに掲載して欲しい情報はどのような情報ですか?
最も高い割合を示したのはコンビニ(ATM)で、次がトイレ、銀行と高い割合を示しています。
数値は違えど2014年から2017年の推移をみても大きな変化はないと考えられますが、唯一、喫煙所情報が数値を伸ばしています。
こうした全体の数値の推移は、スマートフォンの普及に関与する点も多く、今後はナビタの方向性としては、現在設置済みの案内板のデジタル化やデジタルサイネージ「ハイレゾ・ナビタ」のさらなる普及を進めていく必要性があると考察されます。
そして機能面ではスマートフォンやウェアラブルデバイスとの融合を深め、いわゆるクロスメディアの情報発信基地として進化を遂げていかなければならないと考えています。