訪日観光客右肩上がり!インバウンド需要は地方創生・再生の切り札!

 

今年の春は一足飛びでやってきた感がありますね!
首都圏をはじめ、三月の末には桜が満開となり、全国各地で多くの外国人観光客の方が、美しい日本を満喫してる姿を見かけられました。

さて、それに引き続いて、日本のGWと重なる中華圏の労働節(5月1日)の連休も、さらなる訪日観光客が足を運ぶ機会となります。

 

では、今月も、まだまだこれから増え続けるであろう訪日観光客がもたらす、インバウンドマーケット成功のコツや自治体の取り組みをご紹介していきましょう。

1)中華圏の労働節の連休など、春を狙って訪れる訪日外国人観光客の動向は?

a.ゴールデンルートだけでは物足りないリピーターの拡大

訪日外国人、特に中華圏の人々はリピーターも増え、これまでの東京〜富士山〜京都・大阪などのゴールデンルート以外に多くの人々が日本への興味を深め、それ以外の地方へ広く訪れるようになってきました。

データ出典:JTA

 

b.訪日中国人のSNS投稿では「見る」は「買う」の約25倍の量に!


2017年の中国SNSのビッグデータの分析結果では、日本での投稿記事の内容が「見る」は「買う」の25倍になっているようです。そこには、日本でモノを「買う」という行為より、日本で多くを「見る」ことで体験するという動向が強くなっているからです。

資料出典:JTA

2)インバウンド需要は地方創生・再生の切り札!

a.なぜ地方創生・再生にインバウンドが重要なの?!


その答えは、地方への経済効果で見ることができます。地方での人口減少の1人分を、実は訪日観光客8人で賄えると言われています。
また、訪日観光客は日本人観光客の3倍以上消費するとも言われ、また交流人口から考えても雇用面などで、訪日客地方誘致の重要性がうかがえます。

 

b.創世・再生の取り組み実証事例


最新の事例です。今回は東北地方での取り組みを2件ご紹介しましょう。

宮城県)宮城県はJALとの観光分野での協定を締結しました。両間で、相互に職員を出向し合い「外国人から見た宮城県の観光資材の発掘」及び「地元の事業者向けにJALのもつ接客ノウハウを提供」を目的とし、県を上げてインバウンド誘致への取り組みを行っています。

 

また仙台市では、「体験型観光」をアピールすることで訪日外国人の誘致に成功。インバウンド向け観光案内所「仙台ツーリストインフォメーションデスク」では、体験型観光プログラム「SENDAI EXPERIENCE」を開発。「藤崎百貨店見学ツアー」「仙台名物食べ歩きツアー」「地元人とめぐる横丁めぐりとはしご酒」「着物で松島海岸ぶらり街歩き」「伊達武将隊とまちめぐり」など14種類に及ぶユニークな体験型観光プログラムを通じて、仙台の魅力を訪日外国人に伝えています。

 

秋田県)秋田県仙北市では訪日観光客向けに市内観光名所にQRコードでスマホ・タブレットアプリにつなげる、多言語対応観光情報を提供しています。
全国的に名高い「角館武家屋敷」を中心とする約400本のシダレ桜などのドローン映像なども配信。英語・中国語・韓国語対応のアプリで観光誘致の拡大を狙っています。

 

c.効果的なインバウンドプロモーションとは?


このように、自治体では訪日観光客誘致に積極的です。では、一般企業や店舗などではどうした施策を取れば良いのでしょうか?
とにかく、まずは多言語化です。訪日観光客が内容を理解できなければ仕方ありません。そして、SNSやWEBサイトの有効活用が重要です。

 

成功例として、

北海道函館市の製菓店)外国人に人気になったことからタイやシンガポールへ進出
徳島県三好市)「阿波尾鶏」をブランド化、訪日中に味わった旅行者の居住国に輸出・販売
兵庫県豊岡市のケーキ店)訪日欧米人に売れていることから日本人客が増加

 

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データ出典:JNTO

 

いかがでしたか?

とにかく、訪日外国人の動向を理解しインバウンドマーケット成功のコツを掴んで、あなたのサービス、商品の拡充・拡販に活かしてください。

「どのような施策からはじめれば良いのか?」など、お悩みの方は、お気軽に表示灯へご相談ください。トータルでサポートいたします。

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