日本のお花見は世界基準!今を逃すな「訪日外国人」マーケット!
お花見・桜・富士山・京都・田舎…。
今、日本をめぐる訪日観光客の思考や行動傾向が徐々に大きく変化してきています。
日本を訪れるには最も良い季節とされる春、特にお花見時期を狙って訪日する外国人観光客はあとを絶えません。
そこで、これからの時期にインバンドマーケットがもたらすであろう利益や恩恵を、
みなさんの事業やサービスにどう活かしていくのか?その、施策次第では大きな差が生まれてきます。では、事例を挙げて、ご紹介していきましょう。
1)日本で何する?何を観る?
今、訪日観光客は日本に何を求め、何をするために来日するのでしょうか?
その中で注目すべき動向を例に挙げてみましょう。
a.お花見ツアーが大爆発!前年比60%増
日本のお花見は、外国から注目が年々高まっています。この時期の桜の名所には多くの訪日観光客であふれかえる勢い。今年も多くの人々が訪れるようです。
中国の澎湃新聞によると、日本へのお花見ツアーの予約が前年比の60%も増えていると報じています。
資料出典:日本政府観光局(JNTO)
4月は夏休みや秋の国慶節時期に並び高い水準にあることがわかります。
b.富士山と着物姿の私!京都で舞妓さん!大ブレイク中の和装体験
昨年あたりから訪日外国人の行動動向が体験型へ大きくシフトしてきたことは各メディアを通じて報じられては来ましたが、最近はさらにその傾向が顕著になってきているようです。特に日本の着物など和装への興味は、若い女性を中心に大きな注目を浴びています。
例えば、東京の浅草では、外国人観光客が和服を着付けてもらって人力車に乗る姿が、とても多く見られます。
また、富士山の絶景スポットで和装して写真を撮影してSNSへUP!富士山ろくの河口湖などでは和服をレンタルするサービスを多くの外国人が利用しています。
京都の舞妓体験では、多くのサービス提供者が英語など多言語されたWEBサイトで海外からのお客様を受け入れています。
c.何もない!何でもない田舎だから、外国人が注目するわけ!
経済系のサイトで注目の記事が掲載されていました。そのタイトルは「外国人が熱狂する「田舎では普通の光景」7選!(出典: 東洋経済オンライン)
飛騨の古川というところで、何でもない田舎を自転車でめぐるツアーが外国人に人気を博しています。そこでは、なぜ、日本では当たり前の光景やことに外国人が熱狂するほど感動するのかを探っています。
ここでは、アジア系の団体観光客ではなく、欧米豪などの個人旅行者が中心。
では、その感動ポイントをご紹介
1.「やっと、見られた!」日本全国に広がる田園風景
2.「もうエエさ!」雪国飛騨の人々を苦しめる雪
3.「キュート!!」どこにでもいるありふれた生きもの、カエル。
4.「なぜ、誰も盗まないのか!?」野菜の無人販売
5.「なぜ、ここまでキレイなのか…」ゴミのない町
6.「なぜ、子どもたちはこれほどフレンドリー!?」?あいさつをする小学生たち
7.「この町のクルマはすべて電気自動車!?」静かすぎる町の様子
こうした事から、日本の全ての田舎は、アイデア次第でインバウンドマーケットを創出できる可能性を秘めていると言えるのではないでしょうか!
2)まだ、遅くない!今からはじめるインバウンド対策法
2月号でお伝えした4つのインバウンド有効対策をあなたはすでに実践していますか?
今月はさらに掘り下げてご説明します。まずは、復習しましょう。
日本への旅行に際してのアクションフローは
・旅マエ(情報収集・予約サービス・ビザ申請)
↓
・旅チュウ(周辺検索・音声翻訳・道案内・クーポン)
↓
・旅アト(レビュー・情報共有・越境EC)
この、フローはよく覚えていて下さい。2月号はこちらから確認できます!
a.インバウンド 4つの有効対策法
1.多言語対応→2.:SNS運用でファンを拡充→3.:インフルエンサーマーケティング→4.:広告
この順番で施策を実行してください。難しことではありせん。
まずは1.:多言語対応 メニュー、ウェブサイト、店外看板、SNSなどを多言語化しましょう。
そして2.:SNSでファン拡充 SNSを使って訪日前のターゲットに事前にアピールしておくのもポイントのひとつ。
3.:インフルエンサーマーケティング たいていの訪日観光客は、海外旅行中の情報発信や思い出としてSNSを利用しています。
インフルエンサーに拡充させるのは大きな効果を生みだします。
4.:広告 SNS広告など、安価な広告を利用して情報発信します。動画広告は効果が高いと言われています。
b.タイミングが大切!訪日旅行客を惹きつけるタイミング
a. の流れでインバウンドマーケット施策を実践することは大切ですが、なかなかすべてを網羅するのは難しいと思います。時間も必要ですし、当然、予算も限られています。
そこで、もう一度、訪日外国人のアクションフローを思い出してください。その中で、今すぐできることは「旅チュウ」への対策です。特にエリア限定の広告出稿などは、即効性が高いと考えられます。例えば、駅構内の案内看板。デジタル化されたサイネージなら多言語化もサービスに組み入れられているケースもあり、容易にインバウンドマーケット施策を実行できます。
▽表示灯の多言語化サービスはコチラ
▽表示灯のデジタルサイネージはコチラ
いかがでしたか?
訪日外国人のアクションフローを理解し、あなたのサービス、商品の拡充・拡販にどう活かせるか考えて行動に移して下さい。
どう行動すれば良いかとお悩みの方は、お気軽に表示灯へご相談ください。トータルでサポートいたします。