予想を上回り伸び続ける「訪日外国人」にビジネスチャンス拡大

 

2017年の訪日外客数は前年比19.3%増!これからもさらなる増加が期待されます。
さて、いよいよスタートした「春節」

大型休暇を利用して中華圏からたくさんの訪日観光客が見込まれます。
ビジネスチャンスは急速に拡大中!これを逃すわけにはいきません。
訪日観光客がもたらすインバウンドマーケットについて最新の情報を集め、その動向をお知らせします。

 

1)増え続ける訪日観光客。インバウンドマーケットの今!
a.2017年訪日観光客データ

 

日本政府観光局(JNTO)の発表データでは2017年の訪日外国人数は合計2,869万1千人に上り、伸び率は19.3%(※1)と前年の2,403万9千人から465万1千人増となり、JNTOの統計開始以降、最多となりました。
さらに2020年の東京オリンピックに向けて伸びがさらに加速することが見込まれます。
特に中国・台湾・香港の中国語圏からの訪日数は1,237万9千人と4割以上の高比率。今週からの春節では、多くの訪日観光客が押し寄せ、各地でインバウンド需要が高まることが期待されています。

※1 2017年11月、12月のデータは推計はこちら(参考出典:日本政府観光局)

 

b.「中国人が行きたい国」の1位は日本


 

 

日本貿易振興機構(JETRO)のアンケート調査(※2)で、日本が40.2%となり、前回トップのアメリカを抜いて調査開始以来初めて1位となりました。
中国人の興味はますます日本に向いている結果となっています。

 

1位 日本 40.2% 
2位 米国 39.9%
3位 フランス 34.9%

 

さらに日本に行って何をしたいか?の項目の上位は

 

1位 「遊園地やテーマパークなどで遊ぶ」 60.8%
2位 「食事」 51.7%
3位 「買い物」 50.6%
4位 「桜の観賞」 42.3%

 

となっていて、ショッピングにとどまらず体験型を重視。間もなく開花する「桜」の季節は、インバウンド需要を狙うには外せないチャンスと言えますね。

 

※2 中国消費者の日本製品等意識調査結果はこちら(参考出典:日本貿易振興機構)

 

c.日本で買ったランキングBEST10 意外な商品がランクイン!


 

同じ調査で日本で買いたいモノのトップが化粧品で27.6%、次いで衣料・日用品が20.8%、デジタル製品が16.2%、食品が13.7%などとなっています。
昨秋、春節と並ぶ「国慶節」大型連休での日本で買ったものランキングでは意外な商品が上位となりました。

 

1位 「山崎」
2位 「白い恋人」
3位 「moony」

 

ウイスキーは意外にも女性に人気で、特に「山崎」は中国国内での販売がなく、女子大生のSNSでは「金曜。早起きして、ジム、そして山崎、最愛の火辣鶏爪」とコメントを寄せて投稿されていたりします。
日本の飲食店でも「山崎」をメニューに積極的に入れて、多言語で取り扱いをアピールするなどのインバウンド施策が有効かもしれません。

 

2)どうすれば良い?あなたもできる4つのインバウンド対策

「外国人観光客もよく見かけるし、売り上げを上げている話しもよく聞く。でもうちには何の恩恵もないよ」なんて思っている方。あなたはインバウンド対策を積極的に行っていますか??
今も街に、観光地に、はたまた全国のパワースポットなどには、多くの訪日観光客がひしめいていることでしょう。訪日観光客は旅行前に事前に情報収集をしてきます。日本への旅行に際してのアクションフローとしては

 

・旅マエ(情報収集・予約サービス・ビザ申請)
  ↓
・旅チュウ(周辺検索・音声翻訳・道案内・クーポン)
  ↓
・旅アト(レビュー・情報共有・越境EC)

 

となるので、各アクションを把握して施策を練り対応していきましょう。
では、これからも伸びを続けるだろうインバウンド需要にどう取り組めば良いのか?その有効対策法4つのテーマで分かりやすく解説します。

 

a.インバウンド 有効対策法 1:多言語対応


 

まずは多言語化!メニュー、ウェブサイト、店外看板、SNSなどに多言語化を施さないことには、インバウンド需要は取り込めません。表示灯では、翻訳から制作・運用までリーズナブルは予算で対応いたします。

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b.インバウンド 有効対策法 2:SNS運用でファンを拡充


 

台湾でのSNS利用者では、Facebookが95%超と圧倒的な利用率で、さらに中国本土では、微信(WeChat)が9億人を超える脅威のアクティブユーザーを誇っています。彼ら、彼女らの日本の情報収集は、ほぼSNS利用。今すぐ、SNS運用をスタートしてください。表示灯ではSNSの構築から運用サポートまで、きめ細かく行います。

 

c.インバウンド 有効対策法 3:インフルエンサーマーケティング


 

インフルエンサー(KOL)マーケティングは、中国市場において有効的で即効性のある施策としてあげられます。SNSやブログで影響力のある インフルエンサーに自社の商品・サービスなどを紹介してもらうことで、認知を高め、購買やアクションに結びつけられます。

 

d.インバウンド 有効対策法 4:広告


 

検索サイトやSNSへのウェブ広告、リスティング広告も基本となる有効な施策です。積極的に活用しましょう。駅サイネージも新しい周知へのサポートとなり動画がメインになりつつあります。
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いかがでしたか?とにかくまずは、出来るところから多言語を施しSNSを有効活用して自社の商品やサービスの情報を発信してください。
特に訪日観光客の旅マエにフォーカスして施策を施し、旅チュウでしっかりフォローアップ、すると旅アトのマーケティングにつながり、情報拡散から新規顧客の獲得やリピーターの増加につながります。今すぐ、インバウンドマーケティングを推進して下さい。
質問・お問い合わせはお気軽に表示灯へご相談ください。トータルでサポートいたします。

 

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