クリスマス・年末年始商戦必勝法?広告のトレンドを再確認
冬のボーナス商戦やクリスマス商戦、歳末商戦など、年末年始は一年の中で最も売り上げが期待できる季節。あなたもネット広告でクリスマス年末商戦の勝ち組になりませんか?
今回は、今年のネット広告のトレンドを解析・検討して、今すぐできる売り上げUPにつなげるためのヒントをたっぷりご紹介します。
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- 1. インターネット広告最新事情
- 2. メールマーケティングの今
1. インターネット広告最新事情
a)スマートフォン広告市場の成長率に注目
今、スマホの普及率の高さが広告市場を大きく変えています。2016年のインターネット広告市場は媒体費で前年比113%、金額で1兆円を超えました。2017年も同様の伸びを見せ112%の伸び率が見込まれています。
b)ネット広告掲出先デバイス最新事情
ネット広告市場でPC向けは2014年以降、横ばいあるいは減少傾向にあるものの、スマートフォン広告市場はシェア6割に達し、なんと新聞広告を超えてきました。今後もさらに伸びが期待でき、顧客獲得・販売促進には欠かせない広告施策となっていくことでしょう。
c)ネット広告のタイプ別広告のトレンド
2016年広告タイプ別の内訳は、検索連動型やソーシャル広告などの運用型71%(前年比119%)、予約型15%(前年比96%)、成果報酬型14%(前年比107%)という数字が出ており、この傾向は2017年も運用型74%(予想)と変わらぬ流れであると推測されます。
広告タイプ別内訳
2016年 運用型71%(前年比119%) 予約型15%(前年比96%) 成果報酬型14%(前年比107%)
特にスマートフォンでは、ソーシャル広告が163%と大きく成長しており、シェアでは、まだ一番の検索連動型広告は鈍化傾向にあります。
d)ネット広告 これからの流れは?
広告の表現方法では、2016年シェアにおいてはリスティング広告が36%と最も高く、バナーなどのディスプレイ広告23%、コンテンツで訴求するネイティブ広告が17%、動画広告が8%と推計されています。
この中で注目したいのは、2017年には市場規模が140%の成長を見込まれる動画広告です。さらに、動画広告市場はスマートフォン比率が高く、80%を超えてくるのではと予想されます。
ここから考察すると、これからのネット広告のキーワードとして「スマホで、SNSの、動画広告」が、訴求率と認知率の高い効果的な広告施策と言えるのではないでしょうか!
※データ図表はD2C/CCI社の2016年インターネット広告市場規模推計調査参照
2. メールマーケティングの今
あなたはSNSの更新にかまけて、以前は定期的に行っていたメルマガ配信を怠ってはいませんか?メルマガだから、ダイレクトにファンへ情報を届けられることは周知の事実。もう一度メールマーケティングに目を向けてみましょう。
a)今一度、当たり前だから見直されるメールマーケティング
基本的にメールマガジンを受け取ってくれる人は、あなたの店舗や商品、サービスやサイトに一度は触れたことのあるユーザーです。つまり、すでに認知してくれているファンあるいはファン予備軍。この顧客層を逃す手はありません。
また、メルマガの内容としては、受け手が、
・今どのような状態なのか?
・何を欲っしているのか?
・そのためには何を伝えるのか?
この3つを整理することが大切です。
b)SNSとメールの違い
写真や動画に文章を加えて記事投稿を行えるSNSは、情報発信側としても手間が少なく利便なものです。しかし、受け手としてはリンクに飛ばされないと内容が把握できない広告投稿にはウンザリ。特に若い層は広告ばかりタイムラインに表示されるSNSからは、離れていく傾向にあります。
その点、メルマガは文章だけなので、リンクのURLが掲示されていても嫌みがなく、しかも、本当に興味のある層がリンクをクリックして先に進むため、コンバージョン率が高いといったメリットがあります。
c)メールマーケティング成功事例
メルマガで売り上げUPを続ける携帯電話関連グッズメーカーのメルマガ施策例
・件名は短く簡潔に
・冒頭の挨拶文で親しみを持たせる
・行間や文字サイズにも読みやすさのこだわりを
・ガツガツした売り文句よりも、好感度を大切に
スマホ向けのHTMLメールなども有効に使い、受け手の立場に立った施策が有効です。
これらをあなたの事業に当てはめ、試行錯誤を繰り返し、定期的にメール配信を行い、売り上げUPにつなげていきましょう。